今戸一丁目のぽんやり紀行

こんにちは。

今戸一丁目の長くて短いような旅(散歩)が終結を迎え、まとめることができました。

とはいっても、小さな範囲。

それでも見どころがたくさんあるので何回かに分けて散歩しました。

散歩するたびに、新しい発見があり「ウフフのフ」です。

そんな今戸一丁目の散歩まとめです。

イラストマップは真剣です。文章はたのしくおふざけです。

それではどうぞ。





浅草の今戸一丁目の場所はこちら。

正確な地図はグーグルマップが頼りです。

けれど、浅草は生きる町、グーグルマップでは追いきれない町の変化やおもしろスポットがあることを発見。浅草駅から今戸一丁目までたどり着いたら、自分の足で散策して新しいスポット探しをするのもいいかもしれませんね。

◎「今戸焼 白井」

こちらは特集がありますので、前回の記事をご覧ください。


◎「今戸神社」

こちらも特集がありますので、前々回の記事をご覧ください。


◎「お弁当・サンドイッチ すみれ」


 なんだこの「都立高校指定弁当店おにぎり部すみれ」という文字は・・・!そんな部活動があってたまるか・・・!気になる・・・!吸い寄せられる・・・!あっ・・・入店・・・。というようにスムーズに弁当店すみれに入れた。地域のお弁当屋さんで、その名の通り、近所の都立高校のお昼ごはんの購買にも出向いている。お店のおばちゃんは「いらっしゃーい。あっ、もうここらへんは売れちゃって、おにぎりとサンドイッチはこれが最後ねー。ごめんねー。」と15時頃来たお客に優しく売れ残りを勧めてくれる・・・。なんとアットホームな空間・・・。おばちゃん・・・そのエプロン30年ものかい・・・?なんて心の中で思いながらサラダサンドを購入。

 なんの変哲もなさそうなサンドイッチに期待はせずにいた。忘れかけたころに冷蔵庫内で横たわるそれを発見し、実食・・・!むむっ・・・!おいしい!!!手ごろな価格なのにこの美味しさ!ずるい!都立高校生はこんなにも恵まれた昼食を食べているというのか・・・!近所にコンビニもあるが、今後はすみれでご飯を買おうとむしゃむしゃしながら無言の決心。今度は買ってすぐ食べよう。



◎貴船

 お茶処と書かれいているメニュー板に可愛く「mene」と書かれている。wordで打ち込むと「おいおいおまえさん、これはなんか違うんじゃないかい?」と丁寧に赤波線を引かれてしまう。「mene」と発音してみたけど、左頬が「ne」の違和感に颯爽と気づき軌道修正しようとするも間に合わずに表情が酷く歪んだ。わたしが初めてパクチーを食べた時と同じ表情に似ている。パクチーの流行には乗れなかった。それでも貴船には心惹かれた。太古から「ドジっ子」は愛されキャラなのである。きっと、この「貴船」もそんな愛され茶処なのだろう。飲み物リストにしそジュースがあり妙に好感がわく。体の循環を良くしてくれる。そんな体内からのデトックスアプローチをしてくれるしそジュースを置いてくれるなんて、わかってるじゃないの。夏に飲みたくなし、ポイントが高い。ありがとう貴船。


◎アメシン 飴細工の展示とカフェ

 こちらはスカイツリーにも体験教室があって、そこそこ有名な場所なのかもしれない。観光地として有名なところは、浅草ぽんやり紀行としてはあまり興味がわかない場所であったが、猛烈に喉が渇き、座ってものを書ける場所を求めていたので「仕方ないなあ」としぶしぶ入ったのだ。カウンターでは、黙々と飴細工をつくる職人らしき店員さん。すぐに数秒前に偉そうに「仕方なく」入店した自分を猛省した。ここは、江戸時代から続く、神聖な飴職人・飴細工が現代社会に開かれた貴重な場。粗相があってはいけない。そんな緊張感を漂わせる店内だった。とはいえ喉は乾いた。なにか飲み物をとメニューを見た。

 すると「みつ飴コーヒー」「みつ飴紅茶」というものを発見。なんだなんだ。みつ飴。飴細工だから飲み物にも飴をぶっこんできたな。頼もう。するとアイスティーとみつ飴がはいった小さな容器が運ばれてきた。キンキンに冷えたアイスティーと常温でとろけているみつ飴を見つめて「溶けるのか」という疑問にまずぶつかったが、払しょくした。こんな些細なことで躓いてどうする。気のせいだ。きっと大丈夫。そう自分を鼓舞し、猛烈にアイスティーをかき混ぜながら渦の中にみつ飴を垂らした。細い糸のように注がれたみつ飴は「わははは~僕たちみつ飴たのしいなあ~~」とあれよあれよという間にコップの中をぐるぐる回転し、無事、コップの底に沈殿。「沈殿」という現象を見るのは中学生以来か。「殿」が「沈」んでいるものなのかと大きいに期待して理科室へ向かったあの頃が懐かしい。

 改めて、目前のアイスティーを見ながら「そうだよね。わかる。」と心の中で小さく呟いた。今なら街中の若者とも「わかるぅ~!」と心の底から共感できる。アイスティーとみつ飴は共存しながらも別居を選んだ。もしかしたら、現代社会の夫婦生活の末に、一度距離を置いて二人の関係を見つめ直してみよう。と前向きな選択として別居をする夫婦の様をこのグラスの中で表現しているのかもしれない。良好な関係を保つためには、時として距離をとってみる必要もあるのだと・・・。そんなことを思いながら、ほのかに薫るアイスティーに触れたみつ飴のふんわりとした甘さを感じながら、「あ。おいしい。」と思ったのだった。


◎ボーデッサン BEAU DESSIN

 こちら浅草といえばの革製品の会社です。浅草には、革靴や革小物などの工房や会社、卸業者など昔からの伝統も受け継がれている地域。その中のひとつがボーデッサン。私が立ち寄った日は、なんと絶賛セール中!宝の山がどっかんどっかん。飛び込んだ。普段は「お値段が気になって買えないな」なんて本革も・・・どすこい!強気の返し!半額なら手が届きます!吟味の末に可愛い革のコインケースを購入しました。普段、敷居が高くて入れないという場所でも、セールを開いてくれることで革製品の魅力を知る機会だったり、そこから革をすきになったりするきっかけになる。今回購入したコインケースを大事に使いながら、いい製品を知れたので今後も革製品を買うときはここにしよう。なんて思った。





それでは今回のイラストマップ。


今戸一丁目編。

あーだこーだと言ってきましたが、

結局はこの地域の魅力や発見ができたいい散歩になりました。



では!

次回へ つ・づ・く~!

浅草ぽんやり紀行

浅草の魅力を散歩を通して発信。お届け。

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